自社栽培への挑戦

ヒュウガトウキ 自社栽培への挑戦

ヒュウガトウキ栽培にはいくつか条件があります。
標高400~900メートル、日中の寒暖差が激しく、日当たりが良く、水捌けが良いのが最低条件
自生地は、(九州の)竹田、別府、高千穂、椎葉、小林、霧島に伸びる温帯気候帯です

私たちが選んだ栽培地は、霧島山麗の西900mの高地
研究熱心な農家さんの協力を仰ぎながらヒュウガトウキ栽培の挑戦が始まりました。

栽培は発見の連続

1年目
無農薬プラス有機肥料(少量の鶏糞+ミネラル+好気性微生物)で栽培を開始
ヒュウガトウキは全てが原種で1本1本葉の形が異なり、成分にもバラツキが…
成分を安定させるには何年もかかります(優良種の選別と土壌の管理を徹底!!)

 

2年目の秋
収穫種1000粒中数本発芽
自前で種から発芽させる過程が一番難しかった
これを乗り越えれば全て自前で調達可能となります

 

3年目の秋
何千本も芽を出したときの感動はひとしお!
1本1本ポットに移したその景色には込み上げるものがありました

 

ようやくスタートラインに立てました

 

 

そして収穫へ

  

 


いよいよ収穫へ
収穫のタイミングは難しい
早くても遅くても良くないのです…
メイン収穫は5月下旬と10月上旬の年2回に!
収穫時、カマ入れを躊躇するほど苗に生命力を感じました
切り口から出る白い樹液の量と濃さで成分量の違いが判る!


苗は収穫後24時間以内に乾燥工場に持ち込むことで鮮度を保ちます
工場まで自前で片道2時間の運搬
黙々と積込み&積み下ろしを一人でこなし、3日目には夕飯がのどを通らないほどの疲労が…
次回からは鉄コンテナと4トントラックの登場で大いに効率化を

 

本当に良いものが届けられる。ようやくここまで来た・・・

 

ヒュウガトウキの一生



これからも皆様を支え続ける存在でありたいという願いを込めて
今日もヒュウガトウキを育てています